
現在一般的に用いられる星座名は、国際天文学連合(IAU)が定めた88星座の分類によって決められています。
このIAUの星座分類は、名称を定義しただけではなく、各星座の範囲を厳密に規定しています。
すべての星座は赤経・赤緯の線に沿った境界線で区切られています。
このことで、あらゆる太陽系外部の天体は必ずどれかひとつの星座に属することになります。
各恒星は、星座内での光度の強さの順番などにより、ギリシャ語のアルファベットと星座名をあわせ、「こと座 α(アルファ)星」などと呼ばれます。
国際的にはラテン語を使い、α Lyraeと書かれます。このとき星座名は属格に活用変化されます。
恒星は、星座内で明るい順にα,β(ベータ),γ(ガンマ),…と名付けられます。この方式で最初の全天恒星図を作ったヨハン・バイエルにちなみ、この命名法による名をバイエル符号と呼びます。
バイエル符号以外の命名法も存在します。
天文学的には恒星同士の見かけの並びは特に意味は持ちません。
例外を除き、星座を構成する星は互いに天体力学的な関連をもって並んでいるわけではありません。地球からの距離もまちまちであって、太陽系の位置からたまたま同じ方向に見えるだけです。
しかし、古来星座にまつわるさまざまな伝説・神話が伝承されているため、これらの物語を通じて星座や天体観測に興味を持つきっかけを持つ人も多く、天文学の入門に広く話題として取り上げられ、親しまれています。
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